デメリット

外に出るまで時間がかかるのが欠点

デメリット

高層階ほど外に出るまで時間がかかる

しばらく10階建てマンションの最上階に住んでいたのですが、時々、戸建てかマンションの1階か2階に住んでいれば良かったな、と思う時があります。それは、

「マンションの外に出るまで時間がかかる時」

です。

一軒家やアパートなら、庭の広い豪邸に住んでいない限り、玄関から数秒で外の道に出られるわけです。

しかし、マンションなら、

・自宅玄関からエレベーター乗り場まで歩く時間

・エレベーターを待つ時間

・エレベーターに乗っている時間

・エレベーターを降りてメインエントランスまで歩く時間

と、小さな時間を積み重ねると、すぐに2-3分になってしまいます。これが出かける時と、帰ってくる時の2回あるのです。

タワーマンションの高層階なら、もっと時間がかかるので、片道4~5分以上はかかるかもしれません。

高層階でなくても、横に長いマンションで、エレベーターから離れた部屋に住んでいるのであれば、プラス1分くらいはかかります。

↑幅(または奥行き)のあるマンションなら、このように長めの廊下を毎日歩く必要があるわけです。

住んでいるマンションが駅まで徒歩9分となっていても、自分の玄関からは、徒歩12-15分ということになるわけです

毎日1回の外出だと、35年間で約5か月半の無駄!

1回の外出だと数分と短い時間ですが、これも積み重なると、かなりの時間になります

例えば、マンションに35年間住むとします。そして、1日に1回外出して、出かける時に2分半、帰ってくる時に2分半、1日に合計5分かかるとします。

これは

・1年で1,825分→約109時間→約4日半

もの時間を、家の玄関とマンション出入り口の行き来に費やしていることになるのです。

これが35年も続けば、約160日、つまり約5か月半もの期間になるのです。数十年という長期間でみれば、こんなに時間を費やしているか・・・とびっくりされた方も多いのではないでしょうか。

自宅のマンションから最寄り駅に歩く道で、戸建ての横を通り過ぎる度に、ちょうど玄関から外に出てくる人たちを見ながら、時々

「数秒ですぐ外に出れるなんて、案外大事なことだな・・」

なんて思ってしまいます。

玄関ドアと外の行き来で、数ヵ月単位の時間を無駄にしてしまうと考えると、これはマンションの大きなデメリットの1つと言えるかもしれません。

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